現役プロサッカー選手が部活指導

更新日:2021年10月29日


今回は、「生涯現役」をモットーにスペインでプロサッカー選手として活躍する今村匠実さんに、学校現場に“リーチ”したお話を伺います。



―簡単に自己紹介をお願いします。 2014年に大学院を卒業後、オーストラリア・ニュージーランドに渡り、現在はスペインでプロサッカー選手をしています。また、日本代表の乾選手が所属していたスペイン1部リーグ デポルティーボ・アラベスの経営スタッフに参画、世界最高峰のクラブチームに身を置きながらマネジメント業務を遂行しています。その他、スポーツ分野を中心に複数の事業を展開していますが、本業はいつまでもプロサッカー選手でいきたいと思っています!


―まさに世界を舞台に活躍する今村さんですが、ご経歴からは日本の学校にリーチするイメージが湧きません。どのような経緯で学校に関わるようになったのでしょうか? 一番最初は、教員の友人からの依頼でした。「最近の子どもは夢を持たないし、語らない。ただ、周りに夢の大切さを教えられる大人もいない。だから是非匠実から子どもたちに伝えてあげてほしい。」と頼まれ、役に立てるならと引き受けました。夢の力だけでここまできたような人間なので(笑) その後、母校の恩師からもお声がけいただく機会があり、そこから徐々に輪が広がっていったという感じです。


―具体的にどのように学校にリーチしているのでしょうか? 大きく2つあります。1つ目は、オフシーズンに中学高校のサッカー部で指導者として短期間のトレーニングを任せていただくことです。スペインでコーチングスキルの勉強もしているので、第一線の知見やノウハウを活用した実践的指導に注力しています。2つ目は、キャリア教育の一環として講演を行うことです。といっても、お堅いものではなく「こんな生き方もあるよ」「こういう人もいるよ」ということを伝えることに重きを置いています。キャリア教育というと、進学や就職の話をイメージしがちですが、それは夢を叶えるためのルートに過ぎないので、もっと広い意味で人生を捉えてほしいなと思ってお話しています。先日はスペインからオンラインで行いました。





―学校との関りは、今村さんにとってもポジティブな影響がありますか? 私は将来、「選手兼監督」として指導者になることも視野に入れています。その上で、スポーツコミュニケーションやコーチング、スポーツ心理学についての学びを大学院までに修めてきました。また、学生時代には複数チームのコーチを務めながら実践を重ねていましたが、海外でプロ選手として活動している現在は継続的に育成年代の指導に関わることが難しい状況です。その上で、こうしてスポットでリーチすることが出来るのは大変有意義ですし、自分の学びにもなります。 また、「大勢の子どもたちの前で話す」ということは、社会人にとって一種のトレーニングになると考えています。子どもは素直で、反応・反響が直に返ってくるのでやりがいもありますね。実際に子どもたちと関わることで、この子たちにとってイキイキとしたカッコいい大人でいたいという気持ちが芽生え、背筋が正されています!



「自分は学校が大好きだったし、沢山のことを学ばせてもらった。大人になった今、少しでも教育現場に恩返ししていきたい。」と話す今村さん。 今後のご活躍に期待しています。


以 上


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